経木について #2

なんだかバタバタと過ごしていたら、
あっという間にブログ更新が2ヶ月も空いてしまう・・
そんな本日は12月22日、冬至。

経木のこと。
お取り扱いしているShikiの経木、興味を持って購入される方が増えてます。
自分も含めですが、経木、使うのがもったいない。と思う方が多い。
でもでも、前回のブログで書いたように、赤松を使う事は資源の有効活用になります。
経木を使うことはもったいないけれど、ティッシュペーパーやキッチンペーパーは何も考えず使ってしまう。という行動からも解放される。
そしてどちらも木からできている訳で・・

ティッシュペーパーやキッチンペーパー1枚あたりに使うパルプの量は少ないといえど、水や電力を消費して作られています。
経木に関しては、かなりアナログな古い機械で1枚1枚削って作られるので電力は使用しますが、同じように人も動いている。それがものづくりには自然なことだなぁと思います。

どちらが良い悪い、ではないので自分が心地よいと思う方を使えば良いです。

私が経木を使い始めて一番変わったこと、それは洗い物です!
油物料理をお皿に盛る時に、皿に経木を敷いた上で料理を載せる。
キッチンペーパーを皿に敷いて出すわけにもいかないけれど、経木ならば見た目も◎

今年の味噌仕込みの際は、和紙の代わりに経木で蓋をしようと思います。
これはお客様から教えていただいた方法。
確かに、松に含まれる松脂に抗菌作用があるので、カビの発生を防いで湿度も調整してくれます。素晴らしい、経木。

その他にもキャンプの時にお皿の代わりにして、使用後は火起こしの着火剤として。
スタンダードにおにぎりを包んだり、蒸し物をする時に蒸し器の底に敷いたり。弁当のバランの代わりとして。。色々な使い道があるのです。

お店ではバラ売りもしていますので、試してみたい方はバラ購入がおすすめです。