「食べることは生きること〜アリス・ウォータースのおいしい革命〜」に感じたこと

お休みを利用して、大好きなシネマアミーゴで鑑賞。
アリスさんのことは福岡時代の会社で知る機会を得ていたので、私自身も良い影響を受けた人物だと思う。ただ、今回映画の上映をきっかけに、湘南でここまでの盛り上がりを見せるとは、正直なところ驚いている。

映像で見るアリスさんは初めてで、彼女のゆったりと穏やかな話し方に安心感を得たし、優しさが滲み出ていて、改めて素敵な方だなぁと思った。

来日時のドキュメンタリーということで、日本が舞台。
現在はどうか、、だけど自然と共存してきた日本人の可能性を信じているのか、日本が本来の自然な食において世界でリーダーシップを取って動いていける、まだまだやれる、と可能性を信じてくれているんだろうなとアリスさんの言葉から感じた。

アリスさんはFarmer’s firstという言葉もよく使っていた。”農家さんが一番”。
シェパニースは農家さんととても良い関係を築いていて、そんな関係性のレストランや料理人が増えたらとっても良い。私も農家さんのことはとても尊敬しているし、尊い職業だと思う。レストランを例に話をすると、いつでもどこでも同じものが手に入る、という便利さを当たり前と考える料理人の方が、農家さんと同じ目線に立たずに無理な要求をしたりするのは違う。でもどちらかが一番、というよりどちらも大切。手を取り合う事がいちばん、と私自身は感じた。これはレストランに限らず、食べ物の価値について私たち消費者が再認識しないといけない課題だなぁ。

とにもかくにも、良い映画でした。
書籍、WE ARE WHAT WE EATもとても勉強になる。

よかったよかった、と外に出るとアミーゴの飼い猫?ちゃんがお出迎え。気持ち良い逗子をぷらぷら歩いて駐車場に戻ると、1時間ちょいで1500円かかって仰天。
夏季料金だ!!ガーン。