私の母の話。
母は長く腰の不調を抱えていて、特に最近は痛みが強く辛そう。
心配はするけれど、本人の痛みが分かる訳ではないのが周りの辛さ。
母は私にメールを送る時、夕方だったら仕事のことを労って、お疲れさま〜と言ってくれる。それに対して、現在仕事をしていない母に対してお疲れ、という言葉は変かな。と思い、やっほ〜とかこんにちは〜とか、そういう曖昧な返事をしていた。
だけど母が腰の調子が悪いながらも家事を頑張って父に食事を作っていること、日々自分に言い聞かせるように頑張ろう、と鏡に向かって言っている話。いろいろなことを聞いていて、母に対しても心から、お疲れさま。と思った。
毎日痛みを感じながら過ごすって本当に辛いだろう。
たまに聞く、家事も立派な仕事なんだという言葉。人によっては家事さえままならないかもしれない。何かしら働かないと労ってもらえないなんて辛い。私自身、お疲れさまと返していない時点で、仕事をしていない母に、そんなに疲れていないよね?と遠回しに言っているようなものだった。ひどい。
その人自身の役割の中で精一杯生きていればお疲れさまだ。
今日も一日お疲れさま。